学生時代のトレーニングというのはそれしかやる事がなかったというのもありますが、ガムシャラにやっていたんですよね。休みもほぼ取らないで、長時間のトレーニングを毎日です。オフシーズンも減量シーズンもです。

昔は脚トレは4時間くらいやってたし、腕も二頭2時間、三頭2時間で計4時間、と言うか全ての部位を3〜4時間鍛えてました。そんなにジムにいて飽きなく集中力を保てられるのは流石だなと思いますが、何年もやってるとその方法ではあまり自分の中で成果が出ていないことに気が付きます。ただその時はめちゃくちゃ楽しいし思い出だし青春だし、僕の身体の基盤を作ってくれた時期だと信じています。だから無駄ではない。

社会人生活3年目、僕は一回転職して昼職をやってました。僕の仕事を捌く能力が劇引くなせいで退社は毎日一番最後でトレーニング出来る時間は30〜1時間程でした。毎日終電で帰って風呂やら飯やら明日の準備して寝れるのは3時過ぎ。毎日3時間寝れれば良いかなって感じでした。疲れてジム行けない日もあったし週末は飲みに出て朝まで飲んで潰れることもしばしば。そんな状態でしたがなんとか筋トレは継続していました。その年の10月末に脱サラし、その勢いで11月の神奈川県パワーリフティング大会に出場しました。そしたら前年度と比べてスクワットは+20kg、デッドリフトは12,5kg記録更新して神奈川記録も更新。ベンチはステイでしたが強くなっていたんです。そこら辺からこんなに短い時間しか筋トレしていなくても、週末飲みに出てぶっ潰れて昼に帰ってその日1日ジャンク食って寝て過ごしてても強くなれるんだって事が分かったんです。
そこから少しずつ分割法や種目数、トレ時間が変化していって去年はオフシーズンで週4〜5回トレーニング、トレーニング時間も1〜2時間になって、浮いた時間で食事をしたりそれ以外の趣味(お酒)を嗜むようになって体重が110kgまで増えてデッド300kg達成して、スクワットも300kg立つことができました。デッドも毎週やってたのを2週間に1回に頻度落としたりしました。そしたら記録伸びました。
逆に減量中は必ず週1〜2日は休みます。トレーニングは毎日やりがちだし、やりたくなってしまうんですけど休んだ方がいいです。ストレス、疲労は人間の大敵です。ストレス抱えすぎてたらいくら減量中動きまくっても絞れてくれません。たとえ筋トレする日、有酸素する日であってもあまりにも動けない気が乗らなかったら休むべきです。翌日からまた元気に動けば絞れていきます。だから頑張りすぎなくてもいいんだよ?

重量扱う種目、捨てる種目がある

これは僕の場合なんですけど、重量扱って低回数で行う種目と重量捨ててコントロールする種目の2つがあります。重量扱うからといってコントロールしない効かせないという訳ではないんですけどね。分かりやすく極端な例を挙げるとバーベルカールは昔80〜100kgでぶん回していました。たまには良いかもしれませんが、毎回やってました。1〜2回あげて終わるような承認欲求の塊のようなセットを組んでました。あとバーベルシュラッグを200うん十キロで行うとか。ラットプルダウンも高重量で反動使ってやったつもりになってました。ラットプルは上から引いてくる種目なのに、反動使って状態そったら身体に対して正面で引いてくることになりますよね?じゃあ普通にケーブルローイングしろやって話ですよね。今例に挙げた種目だけじゃないですけど、基本的に単関節種目は見栄はるのをやめるべきです。

逆に見栄はる種目は自分の中であって、僕にとってそれがデッドリフトとスクワットなんですよね。もはや効く効かないの話じゃなくてア挙がることを楽しんでいます。ある程度の正しいフォームや深さでしゃがめていればそれ以外は深く求めません。純粋に楽しいからやってるところがあります。

筋トレより何を食べてるかの方が大事

これは今回の減量を通じて分かったことなんですけど、変な物を食べていなければ身体は勝手に絞れていくということです。例えば炭水化物を和菓子とかから摂らないとか結構シンプルなことです。ご飯、フルーツ、胸肉、魚、野菜をその時の状態に合わせて適量食べるということ。すぐ量を落とさないということ、これ大事です。体重が2〜3日変動がないからと言ってすぐ食事量を落としてはいけません。減っては増えるの繰り返しです。すぐに落とすと自滅して滅びます。毎日落ちていくなんてあり得ないですよね。そんなこと起きたら数ヶ月後になくなっちゃいますよ。

特に今までの僕はすぐに食事の量を落としがちでした。そしてキレ食いしてまた減らすの繰り返し。そんなのもううんざりです。1週間単位で様子を見ましょう。必ず落ちます。今回ベーヤンに食事面をコーチングしてもらっていますが、たまに炭水化物を更に落としたいと相談することがあります。そしたらもうちょっと我慢して!様子見よ!大丈夫だよ!って優しく返事がきます。最初は不安なんですけど、週末体重を図るとあら不思議。体重落ちて絞れて行ってるんですよね。だから皆さんも変な物食べてなければ絞れます。トレオフの日は食べる量落としますが3000〜4000で110kgから99kg、99〜90は2000〜3000キロカロリーって感じですかね。しかも週末はちゃんとチートしてます。好きなだけ飲み食いしてます。以外とこんなに食べても落ちるんだなって今年感じました。

ただし食材や料理に変なアレンジをしないことです。0カロリーの甘味料やゼリーを追加、食べなければ。あの類のものは良くないですね。特に0カロリー人工固形物。あれは浮腫むし食欲爆発するトリガーになります。0コーラはちょこちょこ飲みますけど。0カロリー人工甘味料入り固形物には気をつけましょう。

筋トレは頑張らなくて良いんだよって話のまとめ

今回は減量中にそこまで頑張らなくても良いんだよって話をして見ました。まあ頑張り方の方向を間違えないようにということですね。ただ食事や有酸素を増やせば良いという訳ではないし、辛ければそれで良いという訳ではないです。人間は辛ければ絞れるのではなく、楽しんでいるから絞れていくんだなというのを感じました。これは格言のようにも感じます。誰から言われた訳でもなく、昨夜急に言葉が降ってきました。苦しんでる人は楽しんでいる人には勝てないんですよ。

長時間のトレーニングも出来る人、出来ない人にわかれるでしょうけど、やるのであれば楽しんでいなきゃダメです。義務感に駆られてやってる人は時間の無駄なので、さっさと帰るもしくは休んでご飯を食べていた方がよっぽどデカくなるし、減量中なら気が向かない時は休んで翌日切り替えてトレーニング、有酸素した方が絞れ理と思います。ストレスは人間の大敵です。

重量扱う種目とそうでない種目があるということに関しては、全ての種目において高重量を持たなきゃいけないという事は決してないんですけど、一時期何でもかんでも高重量を扱いたくなる時期ってありますよね。僕も最初の2〜3年そうでした。それが楽しいんですよね。その時に外野から重量は扱わなくても良いだなんて言われても効く耳持たないと思うので、好きにやりましょう。怪我するか何も変化がないことに気が付いて徐々に変わっていければ良いと思います。でも力をつけるというのは選択肢が増えるのですごく大事です。怪我しない程度に力を高めていきましょう。

筋トレよりも何を食べているかが大事ということに関して、減量中感じたことですね。増量中も食べる物は超重要ですけど今回は割愛します。減量中大切だなと思ったのは変な物を食べない。変な物とは和菓子とか0カロリー人工甘味料入り固形物とかです。リーンな物(ご飯、芋、胸肉、牛赤身、卵白、オートミール)を適量食べていれば勝手に絞れていきます。ぱっと見の変化が分からなくても1〜2週間継続して同じ物と量を食べ続けましょう。身体の写真も1週間ごとに撮って記録しておくと良いでしょう。全然絞れてこねーじゃん!ってすぐ判断してコーチに炭水化物落とさせてくれ。って何回頼んだことか。でも我慢して様子を見てると徐々に絞れて行って結局減量初期は4000キロカロリーの食事で1ヶ月半で11kg程絞れました。様子を見るためには余裕を持って減量を始める必要がありますが、個人的には食べ過ぎかなと思うような量でも様子を見てると落ちていくのがわかったんで、それを知れただけでも今年は大収穫でした。食事なんて減らさなくても絞れていくんですよ。だから変に頑張らなくても良いんですよ?

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