OOH!新宿二丁目最強のバルク!芳賀セブンです!

今回は「ロニーコールマン伝説」について書いていこうと思ったんですけど、皆さんロニーコールマン知ってますか?ボディビルやってない人でも名前聞いたことあるんじゃないですか?ちなみに新宿二丁目の僕の行きつけのバーの店長ですら知ってます。世界最高峰のボディビルコンテスト「ミスターオリンピア」の歴代チャンピオンの中でも最強の男なんじゃないかと言う声が多数あります。今回は僕が紹介するのもおこがましいんですけど、ロニーコールマンさんについてのお話をさせて頂きます!よろしくお願いします!

ロニー・コールマンのプロフィール

本名:ロニー・ディーン・コールマン(ロニコ)
生年月日:1964年5月13日
出身地:アメリカ合衆国ルイジアナ州モンロ
身長:180センチ
体重:オフシーズン145キロ、オンシーズン135キロ
職業:警察官
成績:Mr. Olympia8連覇(1998〜2005)

年齢は僕の父とほぼ一緒なので気持ち親近感が湧きますね。まあ嘘なんですけど。身長が僕とほぼ一緒ですね。ですけど体重がイかれた事になってて減量してない時期に145kg!!一般人で180cm145kgあったら球体の様な身体になってるところですが、驚くべき所は仕上がり体重で135kg。145kgあるにも関わらず減量幅が10kgしかない。145kgほぼ筋肉の塊です。大腿部91cm(僕が80cmないくらい?)、胸囲152cm(僕で125cmくらい)、腕周り60cm(僕は50cm)

ロニーコールマンのトレーニング方法

僕が言うまでもなく有名な話なんですけど、彼は高重量のフリーウェイトトレーニングを好んでやっていました。好んでやってたと言うよりも、ジムにマシンが殆どなかったんだと思います。ロニーコールマンの通っていたジムと言えば超有名な、テキサスにありますメトロフレックスジムです。ガンガンのハードロックミュージックに響き渡るプレートの音と人の唸り声。THEハードコアジムです。壁にはスプレーペイントでメトロフレックスと書かれてて、空調は勿論ありません。巨大な扇風機があるだけです。

映像で見る感じではとにかく汚いと言うかごった返してるジムでダンベルやプレートは床にばら撒かれてて、ラックにダンベルを戻す方が不自然なくらいで皆さんダンベルを放り投げています。日本の常識がまるで通用しない環境です。多分汗なんか拭かないし、声はガンガン出すし、ダンベルは元に戻さないし、道具を乱暴に扱わないだなんてミミッチイ考え方ないのでスクワット限界までやったら、そのまま床に落とすし、バーベルは叩きつけるし、床のコンクリートが削れるんじゃないかってレベルでダンベルは放り投げます。一応「ダンベルは投げるな」って張り紙があるらしいんですけど、それは皆真似して怪我しない様にするための対策なんでしょうかね。

話を戻してロニーコールマン はフリーウェイト中心のトレーニングを週6日間行なっていました。回数的には部位や種目によって多少差がありますけど、10〜12回3セットと言う王道のセット法です。でも何がすごいって1週間で全身を2周するんです。メニューの内容は被らない様にダンベル、バーベル、マシンをうまく組合わせていたみたいなんですけど。彼のトレーニング、僕が説明するまでもないですが400kg近いスクワットにデッドリフト、200kgオーバーのベンチプレスに片方90kgのダンベルプレスと超高重量を扱うんです。

極め付けは1トンレッグプレスです。正確には1043kgらしいんですけど、43kgは恐らく台の重さなので20kgプレートに換算すると50枚です。そもそもジムに50枚20kgプレートがあるのもそうなんですけど、レッグプレスの台に50枚もプレートがセットできるのが凄いですよね。僕のジムのレッグプレスにはつけても20枚程でしょうか。ロニーコールマンも凄いですけど、それに耐えるレッグプレス台が偉いです。

こんな超高重量トレーニングを週6日間やるって事は、中2日で回ってくるのでそれまでに回復してなきゃいけません。この超人的な回復力があって初めてこなせるメニューなんですよね。同じジムに所属しているブランチ・ウォーレンと言うプロビルダーがいるんですけど彼も物凄い選手なんですよ。ですが彼がロニコの事を「アイツは人間じゃねえ」って言ったエピソードが個人的に好きなんですよね。ブランチウォーレンも十分人間じゃないのにロニコはそれ程の存在だったんですね。

ロニーコールマンの食事

ロニコの普段食べてる食事ってどんなのかなって思って調べたんですけど、オフシーズンの食事が何を〜グラムとかじゃなくて、何を〜カップとか〜オンスとか〜を何個とかそんな言い方しかしてないのでよく分かりませんでした。ですが減量初期のPFCバランスが載ってたのでここで共有します。
ロニコの減量初期の食事は 炭水化物477g タンパク質546g 脂質150g、計5332kcal って事で私たちパンピーが毎日必死こいて食べてる量よりも遥かに多いカロリーを減量中に摂ってる感じですね。炭水化物477gをご飯に換算すると1,3キロ、タンパク質546gは鶏胸肉約2,5キロ、脂質150gはそのままオリーブオイル150g分って感じですね。凄い食事量ですね。しかも減量中なのにこれだけ食べて絞れるってそれだけ筋肉量が多いって事ですね。

ロニーコールマンの名言

「皆、ボディビルダーになりたがるが、誰もバカ重い重量を扱おうとしない」
「ピーナッツ以外の何物でもねえ」
「極端に重いウエイトを持ち上げている時は「どんなことでも絶対に成し遂げる。どんな壁でも乗り越えて見せる」という意気込みで挑んでいる」
「真のトレーニングとはやめたいと思った時から始まる」
「ライ ウェイ ベイベー!!」

まあぶっちゃけ特に参考になる様なことはないですよね。まあピーナッツみてえだなって言うのは今度言ってみようかなと思います。

ロニーコールマンの現在

調べてみて初めて知ったんですけど、ロニコは現役時代から怪我に悩んでたらしく、10回近くの手術を経験してたんですってね。そんな中でも何度も手術を乗り越え、見事に快挙となるミスター・オリンピア8連覇って凄いですね。手術だなんてトレーニングや食事できない期間もあっただろうにね。

しかし、以前から患っていた椎間板ヘルニアが悪化してしまい、首に大きな致命傷を負ってしまいます。この脊髄への怪我が引退を考える1つの要因になったみたいですね。そして現役時代の超高重量トレーニングのせいで身体にガタが来てしまい、股関節を悪くして松葉杖や車椅子姿がよく出回って来ます。常にそうやって移動してるのかは知りませんが、高重量トレーニングも度がすぎると歳とってから代償が出てくるとなると、僕も高重量と低重量のバランスは考えなきゃなと思わされますね。

ロニーコールマン伝説のまとめ

現役当時あまりのデカさに地球外生命体とまで言われてたロニコなんですけど、ジェイカトラーさんと言う共に争いあったライバルがいるんですけど彼も仕上がり体重120kgくらいあるにも関わらず、Mr.Olympiaのステージ裏でパンプアップしてたロニコを見て「勝てるわけねえ」みたいなこと言って幻滅したってエピソードがあります。

同じジムのプロビルダー、ブランチ・ウォーレンに「アイツは人間じゃねえ」とまで言わせるロニーコールマンが歴代のMr.Olympiaチャンピオンの中で最強との呼び声が高いですね。僕は人の筋肉を見る目がないので言及はしませんが、サイズ的には歴代チャンピオンの中で1番です。バックポーズの時のハムストリングスから背中にかけての筋肉の隆起は初めて見た人にとってはトラウマものです。

最近youtubeにあがってたんですけど、ロニコが最近のOlympia選手たちに向かってダメ出しをしてたんですよね。「甘すぎる」って。俺らの時代では勝てないって。この先ロニーコールマンを超える人類が出てくるのか楽しみですね!僕はとりあえず神奈川ボディビル選手権勝てる様に頑張ります!

おすすめの記事