OOH!新宿二丁目最強のバルク!芳賀セブンです!

今回は「筋トレとの向き合い方」についてお話しします。僕も長い長い今年のボディビルシーズンが終了しました。山あり奈落ありでしたが最後は笑顔で終えれて良かったです。まだパワーリフティングの試合がいくつか残っていますが、ひと段落したのでボディビルとパワーリフティングの両立をしてる僕から筋トレ初心者に向けて”筋トレとの向き合い方”をお話ししていこうかなと思います。
僕はボディビル初めて8年、パワーの大会で初めて4年が経ちました。どちらもそこそこ成績を残せて人生も何と無くエンジョイ出来てるので少しでも参考になるところがあればなと思います。

まず最初にめっちゃ大事なこと!!筋トレは義務じゃないから好きにやろう!ってこと。
皆さんは筋トレは”モテたい”とか”痩せてるのがコンプレックス”とか”憧れてる人に近づきたい”とか色々理由あるかとは思うんですけど、自分が思うように好きにやれば良いんですよ。
僕なんかは昔はただ筋肉に憧れがあってガムシャラにやってたんですけど、ここ近年はジム行ってるの?と聞かれると困っちゃうんですよね。ヘビーな重りを挙げるのが楽しいから、としか返せないんですけど。。全くまとまってませんが僕は周りの意見にとらわれず自由にやりたいように筋トレをしています。

ボディビルやフィジーク競技でプロを目指している人、すでにプロの人は別として、基本的に筋トレは仕事じゃないんです。趣味なんです。僕は筋トレを生活に組み込んで、今ある生活をより豊かにしたいだけ。難しく聞こえますが皆さんも同じだと思うんです。自分がやりたい様に、なりたい身体を目指して自由にやれば良いんですよ。難しく考えてはいけません。
「お前はここが弱いからもっと鍛えた方がいい」とか「筋トレサボるな」とか言われても、「はい!」とだけ返しておいて実際は聞き流しておけばいいです。競技者なら少しは耳を傾けた方が良いかもですが、つまんなくてやっててストレスになるくらいならやらなくても良いと思います。
僕は好きで自由に筋トレをしてるだけなのに何で文句言われなきゃいけないの。これくらいのスタンスでいた方が長続きすると思います。

よくいるじゃないですか、脚を鍛えてなくて脚細い人に対して「チキンレッグ」ってバカにしてる人。確かに脚が細いのは事実だけど、別にいいじゃん。細くたって。その人は自分の目指している身体に向かってトレーニングしてて、その人にとってその鍛え方が正解であって楽しいんですよ。あなたに否定される筋合いはない。だから言われた方も聞く必要はないし、落ち込む必要もない!!俺を見てくださいよ!!弱点が昔からハッキリしてるんですけど、肩が小さくてチェリーショルダーとか、絶壁リアって呼ばれてるし、胸も弱くて減量した時の写真アップしたら”胸だけお爺ちゃんみたい”ってコメント来てちょっとショックだったけど、そんなの気にも止めてません!!絶壁でもチェリーでも良いから僕は脚とデッドリフトを強化したいです。

2つ目に、筋トレに夢中になりすぎて大切なモノを失っていませんか?ということです。いつもジムにこもっていませんか?話す人といえばジムで一緒になる人だけとかなっていませんか?僕は学生時代、筋トレが楽しすぎて毎日ジムに4〜5時間はいました。休むのが怖くて疲れ切っててもコーヒー飲んでごまかして雪の日だろうが台風だろうがなんだろうが行ってました。お酒を飲もうと誘われても、”筋肉に悪いから”と言って断り、飯行こうぜ!と誘われても”今日トレーニングあるから”と断っていました。気づいたら学生時代は孤立して、常に一人でした。学校で待ち合わせする友達もいなく、一緒に講義を受ける友達もいなく、飲み友達もプライベートで遊ぶ友達も、一緒に昼休みに飯食べる友達もいませんでした。誰とも会話することがなかった訳ではないんですけど、同級生からは同い年なのに”芳賀君”と君ずけされてちょっと距離あった感じでした。ボディビルしてるなんか凄い人、みたいな位置づけだったと思います。でも僕が幸せだったのは、「一匹狼な俺、カッコいい」って自分に酔っていたことですね。一人で孤立していることは勿論理解はしてるんですけど、「あらゆる欲望を断ち切って筋トレに打ち込む俺かっこいい」って本気で思い込んでいたのでちっとも寂しくなかったし、むしろ学校生活楽しかったです。

この動画を見ている筋トレ初心者の皆さん?大丈夫ですか?昔の僕みたいになっていませんか?僕は勘違いちゃんだったので、むしろ誇っていたんですけど、普通は悩むことだと思うので皆さん注意しましょう。本当に筋トレ楽しくて筋肉中心に生活したい方でしたらいいんですけど、別にそこまでしなくても逆に休みを多くした方が筋肉デカくなるし、色んな仲間と行動を共にした方が後の人生で連絡とりあえたり助けてくれたり楽しい時間を過ごせると思います。僕は今大学時代の人とは誰とも連絡を取っていません。あえて言うなら数少ない気トレ仲間と大学柔道部の同期2人くらいですかね。4年間も大学通ってこれじゃあ寂しいじゃないですか。筋トレのことを忘れて外に出る時間を増やすのも大事だと思います。多少筋トレ休んでも筋肉は無くなりません。何ヶ月も何年も筋トレ休んだら話は別ですが、小ちゃくなってもすぐに戻ってきます。もっと楽観的になりましょう。

最後に、とても僕が言えたもんじゃないんですけど筋トレに夢中になり過ぎてると服装に気を使わなくなる人結構いるんですよね。最近は筋トレユーチューバーがアパレルをバンバン出してその服を着てる人がメチャクチャいるんですけど、中には毎日ジャージとか、スウェットとかならまだ良いんですけど、タンクトップとかピチピチすぎる服とか。上手く表現できないですけど見てて”痛い”服装ってあるじゃないですか。筋肉をアピールしたくなるのも分かるんですけど、バランスは大事ですよね。プライベートでタンクトップで外なんか絶対出歩きたくないです。ちなみに学生時代の僕は夏は乳首が見えそうなくらいビロビロのタンクトップ着て学校行ってたし、秋〜冬にかけてはバギーパンツにミリタリーブーツ履いて登校していました。バギーパンツっていうのは80〜90年代にボディビルダーの間で流行った伸縮性のあるボンタンみたいなズボンですね。ボンタンがわからない若い子はググってみてください。もちろん僕はその服装こそが至高だと思ってたし激シブでイカしてて俺カッコイイって思っていました。めでたい野郎でしたね。

筋トレとの付き合い方の話のまとめ

人生を豊かにする為の筋トレのはずなのに、筋肉に人生を振り回されてる人が多い印象です。休みなし、長時間の筋トレ、禁酒、遊びにも行かない、今回触れませんでしたがステロイドにすぐ手を出したりね。筋肉つける如きでこんなに辛い苦行をしなきゃいけない訳がないです。そんなことがあってはならないと思います。筋肉を取ったら何もとりえのない人間になりたくないものですよね。
筋トレって中毒性があるので、もっと筋肉をつけたいと夢中になってしまうのは分かるんですけど、振り回されてはいけませんよね?筋肉が何よりも大事って言うのであれば構わないですけど例えば家庭持ちで子供がいる場合、家族でお出かけする予定を潰してまで筋トレをする意味なんてあるのでしょうか?ないですよね。1回の筋トレで失われる筋肉より、失われる信頼?的な物の方が圧倒的に多いし、まず1回筋トレを休んだ如きで何も変わりません。

何かとケチってステロイドにお金回したり、中途半端に薬入れて酷い身体になったりして大してデカくもならず身体に負担をかけ肌荒れして終わり。友達との遊びを断わり続けてジムに行き、友達は出来ず離れていき1人ボッチ。僕はそんな人生絶対嫌です。

僕は筋トレもジムという空間も大好きでたまらないけど、同じくらいプライベートを大事にします。流石に減量中は日程調整が必要ですけど、仲間から遊びや飲みやご飯のお誘いが来たらなるべく行くしお酒も飲みます。筋トレで人生を豊かにすにはプライベートとのバランスが大事ですよ!筋トレとの付き合い方、向き合い方、是非一回考え直して見てはいかがでしょうか?

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