はあ。もう疲れちゃいました。体も頭も重いです。はあ

皆さんこんにちは。芳賀です。先週末神奈川県ボディビル選手権が行われまして3年ぶりに参加してきました。出場したカテゴリーはオーバーオールという部門なんですけど、つまりは無差別級です。クラス別という体重で区分されるカテゴリーもあるんですけど、僕の出るカテゴリーは本気で神奈川県の頂を取りにくる猛者が集まる神奈川県のナチュラルフィットネス大会の頂点に値する部門です。丈の長いパンツで体を隠すことができないボディビルディングですからね。毎年注目が集まる大会です。去年の神奈川チャンピオンは体重別の大会でも日本一になってますし、体重別で日本大会上位に入賞してる人も沢山いて県大会でもレベルが高いと言われています。

前置きはこれくらいにして、僕はこの大会に参加して4位に入賞することができました。動画内でね、優勝するんだ、日本クラス別行くんだと言い聞かせていましたが正直驚きました。多分自分が一番ビックリしてる自信があります。まさかここまで自分がボディビルで戦えるとは思っていなかったんです。筋力に関しては自信はありました。ボディビルやってたってナチュラルでスクワット・デッドリフト300kgだなんてそうはいません。でもサイズだけではなく絞りや筋肉の形で評価されるボディビルは内心自信がありませんでした。周りの人たちは色々褒めてはくれるんですけどね、自分の体のことは好きなんですけど、それとボディビルで勝てるのは全く別なんでね。

学生ボディビル時代、2014年度の全日本学生大会で6位に入ったし、去年のマッスルゲート名古屋大会や湘南オープンも優勝したけど、神奈川選手権オーバーオールというのは全くの別世界って認識だったのでこんな俺が通用するのかな?って思っていました。ですが実際にステージに立つと順位が上位の人しか呼ばれないファーストコールで呼ばれてポーズとってるうちにだんだんと楽しくなってきてめちゃくちゃ笑顔でポージングしてました。実際に動画を見返してみたらサイズ感だったり身体の見栄え的にも十分戦えてるなということが分かって自分に自信がつきました。大会前日90kgあってステージ裏でのパンプアップでも筋肉を張らせることができたんで身体に迫力があったのと、強みであるハムストリングス、腕、腹筋をアピールできたんじゃないかなと思います。今年挑戦して本当に良かったです。自分に対する自信、秘めてる可能性、現在の立ち位置がよく分かりました。そして自分の身体が更に大好きになりました。ありがとう神奈川選手権。

ちょっとここで余談なんですけど、神奈川選手権の詳細な結果表がネットにアップされていたんで見たんですけど、予選審査の12人から6人に絞られる段階では3位だったそうです。中には1位の票を入れてくださってる審判員の方もいました。しかしウルトラセブンのフリーポーズで評価がめちゃくちゃ落ちてしまって順位が4位になってしまいました。フリーポーズも1位の票を入れてくれてる方がいれば、6位の票を入れてる方もいるので、僕のウルトラセブンはめちゃくちゃ好き嫌いが別れるんだなって思いました。でもこれも俺は実質3位なんだ!!って思えば悪くないですし、さらに自分の可能性を感じる事が出来たし、来年がワクワクして楽しみになりました。ありがとう神奈川選手権。

今年の調整期間4ヶ月間を振り返ると、今までの調整の中で一番短かかったんですけど、一番楽で、充実してました。学生時代、あんなにフラフラになって飢餓感に襲われながら長期間調整してたのに、会社員時代も減量は何回かしましたがキレ食いに下剤乱用と最悪な思い出があります。でも今年は学生時代の半分かそれ以下の期間で、しかも食事量もそこまで落とさずに、最後までパワフルにトレーニングしてました。大会2〜3週間前までは週末好きに飲み食いしてましたし、好きな場所で好きな人と過ごしてプライベートも非常に充実してました。これも去年から食事指導してくれてるIFBBプロのベーヤン君のおかげです。ラインでも伝えてるけど、改めてありがとう。

自信には繋がったけど、負けたのも事実です。目標にしてた日本クラス別は上位3人しか行くことができません。あと一歩だったんですが負けは負けなので仕方ないです。3位までしか日本クラス別に参加できないと表彰式の後に聞いた直後、ジャパンオープンなら出れますよ!って準優勝した持田くんから聞いたんです。聞いたことはあるけどどんな大会なのかは正直よく分かんなかったんですけど、「オープン参加できる全国大会」みたいな感じです。しかもレベル超高いです。全日本選手権で上位に入るような選手がゴロゴロ出てきます。しかもジャパンオープンの入金締め切りが8月9日で神奈川終わった2日後だったんです。すっかりオフシーズンの気持ちに切り替わってて大会翌日も好きに食べて自由に過ごしたんですけど、なかなか気持ちが固まりませんでした。仕事仲間からめちゃくちゃ理論的にどう説得されても一度切り替わった気持ちをひっくり返すというのはとても大変なことです。

SNSでジャパンオープンに出るか迷ってる。と投稿すると同じ神奈川の競技仲間から「一緒に出ましょうよ!」という背中を押してくれるメッセージが何件か届いたんです。そこで僕は決心できたんです。年齢やトレーニング拠点は違えど同じ神奈川で戦ってる仲間が一緒に出ようって言ってくれてるんだから、もうちょい頑張ってみよう。日焼けの回数券も余ってるし勿体無い!!ってね。言うて後3週間ちょいだしすぐ終わるだろ!って元気が出てきました。それで締め切り当日にお金を振り込みました。
出ると決めたからには少しでもステージに長く立ていられることを目標に頑張りますよ。12位以内に入れたら日本のボディビルダーとして超トップ層です。生涯かけてトップ12に入ることを目標にしてもいいくらいレベルが超高い大会です。目標だなんて聞かれてもハッキリとしたことは言えませんが、少しでも長くステージに立てるように頑張ります。

その為にこれから弱点を改善して行くようなトレーニングをしなくてはいけません。今までみたいに長所をガンガン伸ばして弱点を放置プレイではいけません。これからは自分よりも格上の選手、デカい方に指導していただきたいなと考えていて、その様子も動画を通してお伝えしていきたいなと思います。特に胸と肩が他の部位に比べて弱いというのは皆さんご周知かとは思いますが、胸肩に加えて僕は背中の厚みと尻のバルクも弱みだなと考えているので、人の意見や考え方、トレーニング方法をどんどん吸収してこれからは弱点改善に取り組みます。頑張ります!

兎にも角にも今シーズンは後3週間で終わりです。それ以降オフシーズンに突入して突入して身体作っていくんですけど、僕はボディビルに加えて柔道、水泳、パワーリフティングと4刀流なんですけど、秋には神奈川県パワーリフティング大会を控えています。2017〜2019年は神奈川チャンピオンでした。2020年はコロナ騒動で大会消えて、去年は普通に負けました。言い訳いうと動画が長くなってしまうので言いませんが、今年はボディビル大会が終わってからパワーリフティング大会まで約2ヶ月半〜3ヶ月あるので期間はそこそこあります。筋力を戻して今年神奈川チャンピオンに返り咲きたいです。スクワットとデッドリフトは今まで通りやりつつ、永遠の課題であるベンチプレスを強化していきます。ボディビルのトレーニングフォームとパワーのフォームは全くの別物ですが、改善させて重量を伸ばしていくことによって、弱点である胸も強化できるのであればパワーとボディビルの両立はとても相性がいいと思うので、ジャパンオープン後はパワーリフターの方にもトレーニングを教えてもらいたいなと考えています!!

食事は去年同様、リーンな物を山のように食べます。去年ほどは食べないと思うんですけど1日6000〜8000キロカロリーは摂りたいです。そして週末は食事を崩してストレスを溜めないようにします。好きな場所で好きな仲間とお酒飲んで騒いで、時には好きな人とご飯でも食べに行ってオフシーズンを満喫したいなと思います。

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