今日はベンチプレスのセーフティ(安全バー)の重要性に関して話していきます。

先日Xで流れてきたのですが、某24時間ジムでベンチプレスでの死亡事故が発生したそうです。ベンチプレスのときにセーフティバーを設定していなくて潰れた際にギロチン状態になってしまい、早朝だったので周りに助けてくれるような利用客がおらず、そのまま窒息で亡くなったパターンではないかと。ご冥福をお祈りいたします。

フィットネスブームで筋トレする人増えてきましたが、今一度ベンチプレスは危険と隣り合わせで、セーフティバーを必ず設定しなくてはいけないと再認識せねばいけません。

面倒くさいと思わず、自分の命を守るため、周りの人達に迷惑をかけないようにするために必ずセッティングしましょう。5秒で終わる話です。「自分のセーフティバーの位置はここ」というのを覚えていればベンチ台確保した瞬間に数秒でセッティング出来ます。

正しいセーフティバーの位置はバーを胸に下ろした時、胸には当たるが首には触れない位置です。潰れた際そのまま身体をずらして行けば脱出できます。想像ですがトレーニング始めて数ヶ月〜数年経った少しジムに慣れてきた人ほどセッティングを怠りがちなのではないかと思います。

明日は我が身。です。他人事だと聞き流さないようにしましょう。ニュースになってないだけで世界中でベンチプレスでの死亡事故が起きてるはずです。今回の話題もテレビニュースにはなっていません。なのでたまたま起きた事故ではないのです。よくある死亡事故の一例として、他人事で流さないようにしましょう。

この死亡事故のニュースを聞いた後、僕はたまたま友達と胸トレをしててちょうどベンチプレスをやってました。そしたら後ろでドタバタしてる人がいてなんとベンチプレスで潰れててもがき苦しんでたんです。案の定セーフティバーは設定していなかったです。

近くにいた人と一緒にバーベル持ち上げて助けてあげて、潰れてた人から一旦お礼は言われたんですけど、早速次のセットに入ったんです。懲りてセーフティ設定するかなと思ったんですがなんと、そのまま何も設定せず同じようにベンチやり始めたんです。しかも結構ギリギリまで粘って潰れるか潰れないかの瀬戸際まで粘ってました。

流石に見損なったんで「セーフティ設定しないと死にますよ」って伝えたらなんと「え?だってやりずらい」って返事来たんです。さっきまで死にそうにしてた人間が言う言葉か?と呆れたんですが、顔の感じ話し方のイントネーションが日本人っぽくなく、おそらく中国の方かな?って感じでした。

やりづらくない、大丈夫だ。と設定の仕方を教えたら渋々設定してまたベンチプレスやってましたけど、1レップごとにセーフティにバーがぶつかって軌道ぐちゃぐちゃでした。あ、こいつセーフティ設定したことないなって思いましたね。海外はバーに留め具をつけない風潮があったり、セーフティもつけないのが当たり前かどうかは知りませんけどここは日本なんで日本のルール、ジムのルールに従わなきゃ駄目です

そもそもジム入会する時利用規則に書いてあってそれを同意したはずだしね。怪我しても責任は自分で負うことになってるはずですけど死んでしまったら元も子もないので本当にその海外の方は反省してほしいし、皆さんも注意してほしいです。

今回の死亡事故はゴールドジムのような常にスタッフさんが常駐してるジムではなくて、24時間ジムで起きた事件です。24時間ジムは常にスタッフさんがいるわけじゃないし、時間帯によっては周りに利用者がいるとも限りません。

ここ数年で24時間ジムが急増して全国の至るところに出来ています。なので皆さん一人一人の意識が大切になってきます。

本日のまとめです。安全にジムを利用し事故を未然に防ぐ利用者の心得として、24時間ジムは、仕事終わりや空いた時間に気軽に通える便利な場所ですが、安全に利用するためにはいくつかの心得が必要です。特にスタッフが不在の時間帯には、自身でのリスク管理が重要です。

例えば、深夜のトレーニング中には無理をしないことや、無人のジムではトレーニングマシンの使い方に十分注意し、安全に使用することが大切です。体調が万全でない場合は無理をしすぎないように

事故を未然に防ぐためには、今回の題材のようにベンチプレスは勿論スクワットも同様セーフティバーは必ず設定しましょう。その上トレーニング時には自分の限界をしっかり理解し、無理をしないことが重要です。また、万が一の緊急事態に備え、近くに誰かがいる時間帯を選ぶか、可能であれば一緒にトレーニングする仲間と利用することも事故防止に役立ちます。

ルール守れてない人には注意をしあって、皆で安心安全な環境を作って楽しくボディメイクしましょう。

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