OOH!新宿二丁目最強のバルク1芳賀セブンです!

今回はボディビルダー特集第3弾ということで、有名どころを紹介していってるんですけど今回はドリアンイエーツさんを紹介していこうかなと思います。とは言ってもね、僕ぶっちゃけ最初からボディビルダーに関してそんな興味関心がある訳でではないので一から調べて書いてるんで結構苦痛ですね。出だしからこんな文句ったれるのもアレですが、別に興味関心がないことをね、書くくらいなら、書くくらいなら、書くくらいなら、ウクライナ🇺🇦はい!そーれ!!はい!ここ!ウクライナ🇺🇦

ドリアンイエーツのプロフィール

ドリアン・イエーツさんは1962年イギリス生まれの元IFBBプロボディビルダーで世界最高穂のボディビルコンテストのMr.Olympiaを1992年〜1997年まで6連覇を成し遂げた方です。前回紹介したロニコがオリンピア優勝する前に世界の頂点に君臨してた訳ですね。

これまでの Mr.Olympiaは筋量は勿論なんですけど、理想的な部位に筋肉がついて発達していて、筋肉のバランスや美しさみたいなのが審査基準だったんです。だから勿論僕よりかは全然デカイんですけど近年のボディビルダーを見慣れてしまっていると、それまでの歴代チャンピオン達がそこまでデカくない様に見えてしまうんですよね。なんか細くね?そんな訳ないか!HAHAHAHAHA!!みたいな。

しかしドリアンイエーツの登場によって、審査基準がまるっきり逆転して筋量重視に傾いたんです。その後続々と「モンスター」と形容される重量級の選手達が現れる事になりました。勿論そこには筋肉増強のドーピングとしてアナボリックステロイドだけでなく成長ホルモン、インスリンといった新たな「方法」が出始めた事も勿論背景ではあるんですけど、ドリアンイエーツという「実例」によって、それまでは長時間をトレーニング・ジムで費やしていたボディービルダー達が、高強度・低頻度のヘビー・デューティー法に乗り換えてトレーニングへの考え方にも影響を与えました。

イギリスの地下にある暗く劣化したジム(テンプルジム)で高重量トレーニングをし、Mr.Olympiaにしか姿を現さず、しかも優勝をかっさらって行っちゃうもんですから「ザ・シャドウ」と呼ばれていました。また、顔が俳優の様に整っていたので映画会社から役者としてのオファーもあったらしいのですが全て断ったらしいです。

ドリアンイエーツのトレーニング法

ドリアンイエーツは当時主流だったハイボリュームトレーニングはやっておらず、ヘビーデューティートレーニングを行なっていました。ハイボリュームトレーニングは現在も多くの方がやっていますね。沢山のセットを行なってオールアウトを目指す方法です。ヘビーデューティートレーニングとは、マイク・メンツァーさんって方が確立させた高強度トレーニング方法です。そのトレーニング内容というのは、一つの部位につきたったの1セットで終えるという当時の主流であった「ハイボリュームトレーニング」と真っ向から対立するトレーニング方法でした。

ちなみにこのトレーニング法は初心者には不向きで変に下手にマネすると怪我するリスクがあります。ヘビーデューティートレーニングでは、筋肉に的確に効かせる能力(マッスルコントロール)が必要になるからです。

このトレーニング法はぶっちゃけ賛否両論あって、筋肥大させるにはやらない方がいいっていう意見が結構あるんですけど、ドリアンイエーツがこの方法でデカくなって Mr.Olympiaを6連覇したのは事実です。彼の頑丈な体、タフな精神力があってこそだと思うんですけど、ヘビーデュティを超簡単にまとめると「1セットでオールアウトさせるトレーニング法」です。1セットで終わらせるというより、1セットしか出来ないという表現の方が良いかもしれないですね。

様々なテクニックを用いて、メインの1セットでその種目を終わらせます。決して高重量という意味じゃなくて、高強度です。筋肉に物凄い負荷が乗れば良いので重量の扱い過ぎは逆効果です。補助者がいる場合はフォーストレップ法などを行い、レストポーズ法、ドロップセットなどを駆使して1セットでケリをつけます。その日のトレーニングを1セットしかやらないのではなく、その種目を1セットで終わらせるって感じですね。

ヘビーデューティの特徴としてトレーニング頻度を少なくするというのがあります。1部位の頻度は週に1回〜10日に1回という様に、休息を沢山設けます。筋トレは短く終えて沢山休むって感じですね。確かに筋トレ自体は筋繊維を破壊する時間なので短く終えるに越したことはないし、ジムにいない時、寝てる時、ご飯を食べてる時に筋肉はデカくなるので、理にかなってると言えばそんな感じがしますよね。

ドリアンイエーツの逸話

ヘビーデューティトレーニングで身体を作り上げたドリアンさんの精神力や計画性は計り知れないものがあると思うのですけど、彼は Mr.Olympiaで6連覇を成し遂げるという偉業を達成しましたが、そのあまりにもハードなトレーニングのせいで左上腕二頭筋を断裂してしまいました。にも関わらずトレーニングとダイエットをやめる事なく続行して大会に出場し続けて優勝していました。大会連覇中にそんなアクシデントがあったんですよね。そのせいで彼の上腕二頭筋は変型してしまい形が変な事になっています。かわいそうに。

ドリアンイエーツの名言

その寡黙な性格から「ハードコア」のキャラクターとして扱われ、歴代の陽気で華のある王者達とはタイプが違う彼らしい言葉です。

何だそれで終わりか?今見知らぬ男がドアから入ってきて、君のこめかみに拳銃を突きつけて「あと二回やれ」と言ったらどうするね?死に物狂いでやるだろう?追い込むとはそういうことさ。〜

セット終了後にヘラヘラ話してケータイ見てる現代トレーニーに聞かせてやりたい言葉ですね。彼はこの心境で常にトレーニングして他のです。

ドリアンイエーツ伝説のまとめ

僕の学生時代の筋トレ仲間もドリアンさんに影響を受けて彼のトレーニングのまねをしていましたが、他にもドリアンイエーツの影響を受けて筋トレへのモチベーションにしてる人も多いかと思います。

ここでちょっと小話で、僕の大学時代お世話になった先生が昔イギリスにあるドリアンの居るテンプルジムを見学しに行った時の話なんですけど、扉の奥で唸り声が聞こえたらしく、彼の姿を見たい一心で小走りで扉を開けようとするとジム関係者に「今はやめとけ。殺されるぞ」と忠告を受けたそうです。居ますか?日本のジムに?筋トレ中話しかけたら殺されるって人。本当に殺しはしないんでしょうけど、それくらいの覚悟で毎回トレーニングをされてるんでしょうね。

彼の行なっていたヘビーデューティートレーニング 、年間通して行うのはキツイかもですけど筋トレのマンネリ防止、停滞打破役立つと思うので、怪我に気をつけながら活かしてみてください。

おすすめの記事