今回の動画はカメラ回して撮影するか本当に悩んでました。最初は道徳的に、当然カメラ回さない方向で考えていたんですが応援してくれる人もいる中、アナウンスなしに大会に出ないと言う状況が発生して、それを説明もしないと言うのは視聴者さんからしても意味わからない状態になってしまう為、事前に説明しておこうと思い、今回カメラ回しています。
何で大会大会辞退するのかもしれないのかと言うと、これはSNSでも少しだけ触れたんですけど、今お婆ちゃんが体調悪くて入院してて、もしかしたらタイミングが大会の日と重なってしまうかもしれないからです。もう寝たきりで話せない、目は見えない、耳は聞こえない、何か話そうとしてくれても何言ってるかわからない状況です。本当に心配で心配でトレーニングや撮影どころではないです。昔から可愛がってくれて愛情注いで育ててくれました。僕はそんなお婆ちゃんが大好きです。最近は生活で涙こらえるのが大変です。今年30歳になるんですけど、こればっかしは耐えられません。自分がコントロールできないことに頭悩ませても仕方ないし、人間だったら必ず訪れる当たり前のことなのにこればかりは感情のコントロール効きません。
昨日お見舞いしに茨城県まで行ってきました。思ったより元気で僕のこと分かってくれました。うなずいてくれたり、手を握りたがってくれるそぶりも見せてくれました。病院で泣くことは不謹慎というか言葉選ばずにいうと、まだ生きてるのに泣くなんてとんでもないです。でもずっと心配してたしずっと会いたかったんで嬉しさの気持ちもあり泣いてました。病院での面会は1日1時間2親等の人までで3人という決まりがあるので、せっかく会える少ない時間を泣いて何もできないのは勿体無いので、泣くのをこらえてずっと手を握ってさすってあげました。もうお婆ちゃんは話す事できないけど、手を握り、お互い目をじっと見つめ合って意思疎通はしっかりできました。お婆ちゃんは絶対「会いたかったよ。来てくれてありがとう。」って言ってました。
でも我慢できずにまた泣いてしまったんですが、お婆ちゃんも泣き出してしまい、同行してた母に怒られました。泣くこと自体もエネルギー使うしそのエネルギーを1分1秒長く生きる為に使って欲しい。僕は耳元で大好きだよっていうことしかできなかったです。お婆ちゃんは自分が何の病気か知らされていません。死のことを意識してしまうから。でも僕が泣いてしまったことでお婆ちゃんも察してしまったかな。本当にごめん。でもこんなのコントロールしろったって無理だよ。でも母はにこやかに優しくお婆ちゃん語りかけ、さすってあげてました。母は強いなと心の底から思いましたね。一番辛いのはお母さんだろうに。覚悟を感じました。母のあの顔をみると涙止まりません。僕も良い大人なのに子供みたいに泣きじゃくって情けない。でも人生この経験何回もするわけじゃないんだからいま噛み締めてこの感情を受け入れて日々過ごしてます。人間として生きていれば当たり前のことなのに。いま俺は生きてるんだなっていろんな意味で感じます。命は尊いです。遅かれ早かれ皆この経験はするし、同じ様に悩んでいる後輩や慕ってくれる人にそり添える様な大人になりたいと強く感じます。
僕は今年1月の末から5ヶ月間、今週末の大会に向けてダイエットしています。今年は今までで一番調子いいんです。去年なんか比じゃありません。空腹感もなく重量もほぼ落ちることなくパワフルでとてもエネルギッシュです。でもこんな状況になって僕は正直トレーニングどころではないんですけど、勝っても負けてもどっちでも良いから元気な姿を記録に残してお婆ちゃんの元にまた行かなくてはいけないんです。後4日間、、、何とか頑張って欲しい。
今の僕に出来ることは自暴自棄にならずにダイエット貫いて無事にステージ立つことなんです。だからお婆ちゃんを信じて僕も今週を精一杯行きます。
まさかお婆ちゃんがこんな急に体調悪くなるとは思っていませんでしたが、今年の8月に僕30歳になるんですけど、節目の年だし親への感謝の意も込めてフリーポーズとるつもりだったんです。ボディビル始めて今年でちょうど10年なんですが、学生時代から降り^ポーズの曲は一回も変えずに自分の演じたい世界観、イメージを表現してきました。でも30年間迷惑や心配もさせたけどこうやって、今元気にやれてます。というのを表現して伝えたかったんです。言葉でも伝えたい。だからお婆ちゃんにはあと4日間、、頑張って欲しい。願わくばもっと一緒にいたいです。
でも、もし、万が一僕が大会の動画を出さなかった時は、皆さんお察しください。動画に出すつもりはないです。ちょっとした説明はするかもしれないですけど、今回これだけ触れているので深く触れた動画にはしないです。
ということで今回は大会辞退する可能性があるって話と大会に向けての意気込みでした。今後とも応援よろしくお願いします。ありがとうございました。