OOH!新宿二丁目最強のバルク芳賀セブンです!

お正月に母校で柔道の練習をやった動画をSNSやYouTubeに投稿したら結構反応が凄くて「黒帯なんですね!」「柔道やってたの意外です」ってすごい量のコメントが来たんです。

今までは軽くしか触れてなかったけど、僕小学2年生の頃から一応柔道やってて、小学生の頃は神奈川県の指定強化選手だったし、中学生の頃は横浜市大会で優勝して、高校も神奈川県で強豪校で3年間レギュラー張ってたし、大学では20歳でリタイアしたけど全国5番の大学に身を置いて柔道してました。

それからボディビルやパワーリフティングの大会に出始めたん訳なんですけど、今でも普通に柔道は出来ます。最近は柔道を楽しむ動画も投稿するようになって柔道やっぱ楽しいな~と思えてる今日この頃なんですけど、そんな僕が今までの柔道の練習で辛かった練習3つをあげて紹介したいなと思います。よろしくお願いします。

①絞め落とす直前をキープor参ったしても離さない

言い方としてはこれが正しいかな?柔道をある程度やっていたなら、あるあるかと思います。いじめっ子がよく後輩に寝技でやったり、ターゲットの人に寝技での恐怖を植え付けてより一層真剣に練習させるよう操作したり、ただイジメたくてやってる人が多い感じですね。

僕がやられたのは忘れもしない2009年5月末、土曜日の練習で外部から先生が毎週いらしてくださってました。その方は現役時代何度も日本一になっていて有名実業団の監督もされていた事もある兎に角凄い方です。僕は試合では基本寝技での勝負は仕掛けないし、まだまだ未熟な年ごろだったので寝技の練習中真剣さにかけていたのかな?それ含め強くなってもらいたいという愛の表れなのか、顧問の先生が外部から来てくれてる先生に「追い込んでやって」と指示がありました。

僕は何のこっちゃ分からなかったので普通に寝技をやって、締め技が来たので耐えはしたんですけど、手が顎の下に入ってしまって締められました。すかさずタップしたんですけど、勿論話してくれません。何分間だったかな。多分5分位だと思うんですけど地獄の苦しみを味わいました。

上手い人に絞められて落とされると気持ちいいとよく聞きます。でも絞め落とされる直前の一番苦しい瞬間を意図的に操作して落ちないようにして苦しみを味合わせ続けるんです。僕はとんでもない声を上げ続けて道場は静まり返ります。皆こっち見る。もう苦しすぎて落ちたふりをするんですけど、そんなのバレバレなので容赦はありません。ヨダレ垂らしながら必死こいて逃げようとします。ですが先生の気が済むまで絞めあげられます。マジ辛いからね。トラウマになります。

これやられすぎたり、絞め落とされすぎると、落ち癖がついちゃうし、酸素が頭にいかない訳ですから脳にも決して良い影響はありません。なのでいじめ過ぎは問題なので注意が必要です。

②寒稽古

こんなこと言ったら加納治五郎先生に怒られそうだけど、僕は正直言って何でこんな事してるんだろう…と思いながらやってました。所属してる学校・チームは好きだよ?でも寒稽古と言う練習法が何の為にやってるのか?果たしてこれが本当に強くなることに繋がるのか疑問を持っていました。

1月か2月か忘れたけど、朝4時に起きて氷が張ってる凍てついたバイクにまたがり耳が凍りそうになりながら道場に向かい、凍ってんじゃないかって位冷たい畳に這いつくばり練習をする。しかもご飯は食べてない。すぐ動けないからだ。朝の4時起きで5時前には体育館走り回ってた気がします。

腹減って力は出ないし、集中できないし、眠いし、寒くて怪我しそうだし、何が良かったんだろうって。寒稽古で精神力を鍛える、いかなる状況でも力を発揮する~とかどうのって言っていたと思うけど、こんな方法とらなくても良いんじゃないかなって…考え方が昭和と言うか非効率と言うか…古いよね。こんなにボロクソ言っておいて、寒稽古が科学的に良い練習法だと認められて全日本レベルの合宿でも取り入れられてたらマジでごめんなんだけど。

全く意味がなくはないとは思うけど、どうなんだろね。この練習の仕方。練習後の大学の講義なんて5000%の確率で寝てましたよ。っていうのは嘘だけど~その時1年生だったし先輩よりも早く道場行かなきゃいけなかったし愚痴しか言ってなかった気がします。「あ~だり~」ってね。

③練習試合

練習試合ね~。俺これがほんと一番嫌いだったんですよね。今思い出したんですけど、今度柔道あるあるを記事にしようかなと思います。なんかドンドン面白いのが思い浮かんできたから今度まとめておきますね。

合同練習や合宿に行った時に練習試合をするとなった時にめちゃくちゃ緊張するんですよね。練習なんだから皆仲良くやろうよ~って思ってました。練習試合が決まったら「選ばれないでくれ~選ばれないでくれ~」とひたすら祈ります。僕は結局選ばれるんですけど、試合以上に緊張するんですよね。で、前の方で試合してたやつがぶん投げられてきて空気悪くしてくるんですよね。あの空気感大会の時より緊張する。

周りに強そうな奴が居る時のドキドキ感と、何かアンパイな奴しか居なさそうだなって時の気持ちの余裕感の差ですよ。余裕感がある時は大体勝つけど、緊張感がある時は身体ガチガチになって大体引き分け。合宿に合わせて練習試合って大体あるんですけど、夏の一通り大会終わった後か大会シーズンが終わった冬に、新チームで挑む地方大会の後に練習試合が大体組まれます。

高校2年生の冬、僕は練習試合をする為だけに開かれる練習会に参加しました。県外からも色んな学校が集まってきていて会場は熱気に溢れていました。静まり返った所でやるよりかは全然やりやすいですね。僕はその日今までにない位、技のキレと動きが良かったんです。僕の動きと技がキレるなんてすごい奇跡のコンディションです。

目の前に現れる敵をバッタバッタと倒していきました。内股と言う技のキレが今までにない位凄まじく、自分でも驚いていました。で、東北の強豪校のエースと試合したんです。組んだ瞬間「イケそう」って思ったんですけど、その直後、畳に肘をついてしまって左肩を脱臼しました。審判員に肩をハメてもらいましたが、1か月くらいはまともに柔道できなかったですね。せっかく非常に良い感覚で試合を進められていたのに悔しかったですね。練習試合の悪夢ですね…

中学生の頃の話なんですけど横浜市内の合同練習会みたいなのがあって、神奈川県で超強豪の「桐蔭学園とだけは絶対にやりたくない」と皆に宣言していました。ですが案の定桐蔭学園とやる事になったんですけど、僕はその知らせを聞いた時にあまりにもやりたくなかったので、柔道場から逃げ出して武道館の入り口の所まで逃走しました。しばらく経ってから仲間が呼びに来ましたが、その時には既に試合は終わっていました。

後に顧問の先生から「お前の逃げ出す姿可愛かったぞ」って言われて、余り怒ってなくてホッとしました。つまり何が言いたいかと言うと昔っから練習試合は苦手意識があるってことですね。

今までで一番辛かった柔道の稽古3つのまとめ

今回は初めて柔道に関して記事をまとめてみました。柔道から離れて7年近く経って結構思い出しながら書き進めてきました。書いてる途中で次は「柔道あるある」書いたら面白いんじゃないかなって思ったので、次回は柔道あるあるをまとめようと思います。

今回の話の「僕が辛いなと思った柔道の練習3つ」に関してまとめると

①絞め落とす直前をキープor参ったしても離さない⇒締め技の恐怖が脳裏に焼き付く。単純に苦しい

②寒稽古⇒凍ってんじゃないかって位冷たい畳に這いつくばり練習をする。朝の4時起きでご飯は食べずに、腹減って力は出ないし、集中できないし、眠いし、寒くて怪我しそうだし、何が良かったんだろうって。

③練習試合⇒あの緊張感がほんとに苦手でした。。。

ってことでした。次回も柔道ネタを書いていこうと思います。お楽しみにに!!

おすすめの記事