筋トレ初心者はこの動画を絶対に見なくてはいけません。なぜならあなたはSNSに踊らされてるからです。今ネットでは色んな情報が飛び交っています。「〜するだけで」「〜分でデカくなる・絞れる」等のキャッチャーで魅力的なタイトルとフォロワーさんに見てもらいために画角と距離感、背景を計算して撮られたサムネ写真、中には筋肉をバリバリ加工して見栄えを良くした写真に操られ、筋トレ初心者・筋トレライト層はその情報を鵜呑みにしてしまいます。そーゆー配信しない人もいますが、再生回数・フォロワー欲しさに詐欺まがいなことを出してしまう人も中に入るんです。もしかしたら本当にそれがいいと思ってるかもしれないですけど。でもそれは多くの人にはなかなか当てはまらないです。僕は論理的に話せるタイプではないですが、絶対こっちをやった方がいい同と言えることがあるんで今回の動画は、是非筋トレ初心者に見てもらいたいです。よろしくお願いします。

まずなんで筋トレ初心者に向けて話してるのかというと、筋トレをある程度の年数やってる人は、その類の情報に騙されてやると言うよりかは、自ら避けてる可能性があるんじゃないかなと。分かっててやってないと言うことですね。筋トレ初心者は分からないまま流されてる可能性があるので、無理にやれとは言わないんですけど、やった方が絶対体は変わっていくと思います。競技者としてもそうじゃなくても、身体づくりの上では食事がめちゃくちゃ大事になってくるんですけど、今回はトレーニングに関してだけ触れておきます。

自称インフルエンサーが色んなこと言ってるんですが、結局どんなトレーニングが筋肥大に貢献してくれるのかと言うと、フリーウェイトの高重量コンパウンド種目です。これが多くの人にとっての答えです。コンパウンド種目とは複数の関節と筋肉を同時に動かすトレーニング種目のことで、多関節運動とも言い、2つ以上の関節動作が関与するトレーニング種目のことで、高重量を扱うことができます。関与する関節動作が複数ある分、その関節動作に関与する「主動筋」や、動作のサポートをする「補助筋」といった身体の多くの筋肉を同時に動かすため、大きな力を発揮することができるのが特徴なんですけど、要はターゲットとしている筋肉周辺の筋肉をたくさん使って高重量を扱えて成長ホルモンもたくさん出ます。フリーウェイトなのがミソです。マシンでもケーブルでもありません。フリーウェイトです。ダンベルとバーベルなんですよ。論理的なことは言えないですけど、とにかくまずやるべきなのがフリーウェイトの高重量コンパウンド種目なんです。これは間違いないです。

近年トレーニングジムたくさん出てきてますが、魅力的なマシンに魅かれて入会する人も多いと思います。でもデカくなりたいと望む初心者がやり込むべきなのはマシンではなくフリーウェイトのコンパウンド種目です。よく反動使っちゃダメとか言われますが、そーゆー時期も時期もあっていいと思います。怪我さえしなければ。多少振り回してでもいいからコンパウンド種目をやり込んで、少しずつ使用重量を伸ばしていくと良いです。
あなたが見ている筋トレユーチューバーやインスタグラマーが、もし変わり種な種目を紹介してたとしても、その紹介者が紹介者が今の身体になるまでにコンパウンド種目を絶対やり込んでいるはずなんです。パワーも強いです。顔だけ良くて体の線が細い方は分からないけどね。

最近ジムを見渡すと若い人も増えたなという印象があります。素晴らしいことです。フィットネス人口が増えることに貢献してるということに関してはYouTubeすごい貢献してると思います。しかし、まだまだほっそい人がインクラインベンチに寝転んでサイドレイズしてたり、チェストプレスマシンに横向きで座って本来両腕で押すものを片腕で推してる人もいるし、インクラインベンチに逆さまになってスミスマシンでベンチプレスをすると言うような摩訶不思議なことをしてる人もいます。そのヒョロヒョロの初心者が筋肉をデカくしたいと言う思いでジムに来ているのなら非常に勿体無いなと思います。僕はそんな感じの人を見ると、あの人は一体誰のYouTubeを見たんだろう。また変な種目を紹介したYouTuberいるのかな。って思います。インクラインサイドレイズみたいな必殺技の名前みたいな種目はストーリークリア後のやり込み要素的なもんで、まずは基本の種目を徹底的にやり込む。重量を伸ばしていくことが筋肉をつけていくことに関しては大前提。チュートリアルからやり込む要素へ飛ばしてはいけません。

やっぱ食事のことも少しだけ触れておくんですけど、短期間で〜キロ痩せると言う魅力的なタイトルで目を惹きつける投稿も結構見かけますが、短期間で何キロも落ちるようなやり方は基本水が抜けてるだけだし、仮に本当に脂肪で落ちてたとしても、それは精神的にも生き地獄のような苦痛を伴います。よくダイエット後半に超低カロリーダイエットを推奨する動画もありますが、そんな状況になってしまったらもはやダイエット失敗だと思います。食事においても極端なことをするのは避けるべきなんじゃないかなって僕は思いますね。僕も昔は1000キロカロリー前後で生活してた時期ありますが、みるみる身体はやつれていって筋力も落ちて減量終わった後のリカバリーにも時間メチャクチャかかりました。そのカロリー設定でやり切れる人はごく僅かで僕含めてもう少しカロリー増やしても良いだろうとか、代謝落ちて来たから食べても良いだろうとか考え甘くなる人がほとんどなんで真似するならそれなりの覚悟必要かなと思います。それでは話戻します
僕の言葉ではなく、人の言葉を借りてお伝えさせて頂くのですが小沼敏雄さんてご存知ですか?日本ボディビル界の伝説ですね、全日本選手権を14回優勝されています。
どのくらいトレーニングやれば良いんですか?やっぱオーバーワークですか?って質問も多いです。気が滅入るまでやれば良いんです。飽きるまでやれば良いんです。時間がないときは仕方ないですけど、時間いっぱいやれるだけやったら良いんです。色々細かく考えすぎです。どこからこんな情報が発信されたのか分からないんですけど、最近追い込まないトレーニングが流行ってるそうなんですけど、追い込まないでデカくなれるわけがありません。たまには低ボリュームで終えるのもありでしょうが、それは本当に普段から頭ぶっ飛びそうになるまで追い込んでいる人。自分の胸に手を当てて神に誓って追い込んでいると言えますか?そーゆー考えに走る人は決まって筋トレライト層です。まだデカくなっていない成果が出てない人。楽な方に流されがちです。ただでさえ追い込む基準が低いのに、更に追い込まなくなってしまったら、成長する訳がありません。
泥臭くやりましょう。僕も泥臭くやっています。天才じゃないから。ジムに行き始めた高校生の頃から半泣きでアームカールやって汗で水たまりができるくらいセット組んで、その日の夜は腕が上がらないことなんてしょっちゅうでした。ボディビル始めた9年前、全然情報なかったけど必死に重量伸ばしてやって来て、今ではスクワットもデッドも300kgでセット組んでいます。コンテストも90kgでステージ立ったし。やっていることは大雑把だけど、あらかた正しかったんだなって今思います。
YouTube、インターネットが普及して色んな情報が飛び交って、筋トレ人口が爆増してメチャクチャデカくて強い若い子も増えましたが、逆にこんな事で悩む?みたいな質問も多くなりました。経験が少なければ色々細かいことが気になるもので、昔の自分が気になって仕方のなかったことで今はどうでもいいと思っていることもあれば、いま自分が気になって気になって仕方のないことで、でもベテランの先輩方は『そんなの気にしたってしょうがないよ』って思ってるんだろうな、ってこともあるのです。僕は困ってる初心者を、そこで突き放すのではなく、自分の経験談にもとづいてアドバイスして、不安を解消してあげる先輩でありたいです。新参者を排除する古参老害にならないように頑張って行きます
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