家でのトレーニングでも初心者の方ならある程度は筋肥大は可能です。実は僕自重トレーニング出身なんですよ。
僕が初めてやったトレーニングが腕立てでした。小学4年から高校に入学するまでの6年間腕立てを毎晩やりまくってました。さっき母に電話して小学4年生当時の体重確認したんですけど4月に44kgでした。高校に入る直前に体重101kgまで増えてたので、6年間で約60g増えました。腕立てもそうなんですけど、自重トレーニングを甘く見てると肥大出来るはずだった筋肉や成長スピードを取りこぼしてしまってるかもしれませんよ。今回は腕立てに関して話していきます。

腕立てと一言で言ってもいろんなフォームがあります。鍛えられる部位は主に大胸筋、肩の前の部分、上腕三頭筋です。床でやるのがキツイ方は膝付き、もしくは椅子やソファー、なんかの台に足をかけてやってもてください!プッシュアップバーがあれば可動域をさらに広くできるのでオススメです!Amazonで1000円くらいで買えるし、ホームセンターに行ってもあるのですぐ手に入れることができます!

腕立て始めるキッカケは当時日本の格闘界に彗星の如く現れた暗黒肉弾魔人ボブ・サップの体を見て衝撃を受けたからです。当時10歳、腕立てなんて勿論やった事ないので、最初は全然できません。膝付き腕立てから始めて、1日20回とか50回とかから始めて、慣れてきたらソファーに足をかけてやったり、それも慣れてきたら床で普通に腕立てやって徐々に回数を増やして行きました。最終的に中学3年の冬には毎晩1000回やってて、冬休みの一時期は短期間ではありますが修行期間とか言って毎晩2000回腕立てやってましたね。フォームはめちゃくちゃでしたけどね。
ただ闇雲にやるのはつまらないので、家族皆が寝静まった夜に当時VHSに録画してた格闘技番組を見ながらひたすら腕立てをしていました。そして終わったらザバスのプロテインを飲んで親を起こさないように寝室に入って寝るという生活を送っていました。

始めた当初は体も細かったんですけど、Kー1選手みたいに身体デカくなりたいな!と夢を抱きながら食事もしてたので、しかも高校入学式の後に初めてやったベンチプレスは90kg。2週間後には100kgあげてました。土台がしっかり作られていたからです。僕の両親は普通の体型です。むしろ痩せ型かもしれません。今はすっかり中年なのでお腹出てしまいましたが、昔は60kg前後で、母もかなり小柄です。父からは本当に俺の息子なのか?と言われました。僕も普通に過ごしていればこんな大柄にはならなかったと思います。普通に痩せ型の大人になってたはずです。もちろん腕立てだけやってた訳ではなく柔道も道場に通って練習してたし、食事もデカくなりたいな!というのをイメージしてとにかく沢山食べていました。
でも腕立てをやってなかったら今の僕はないと言うことですね。何も知らない小学4年生、当時10歳の僕が続ける事が出来たんですよ。皆さんも絶対できるはずなんです。これは皆さん言い訳する事出来ないですよね。

今から話す事大事なんでちゃんと聞いてもらいたいんですけど、ここで言いたいのは俺凄いだろって自慢話ではなくて、腕立て伏せ含む自重トレーニングの可能性は凄いって事です。最近だと自重トレーニング系YouTuberなる者がたくさん出てきて超人技みたいなのを披露してますが、別にアクロバットなサーカス技をしろって言ってるわけではありません。とにかく基本的なフォームでいいからとにかく回数勝負です。僕は中学時代、毎日数百〜2000回がむしゃらにやってました。数の暴力です。フォームの精度や質を高めようとするのではなく、とにかく数の暴力。難しいことは考えないで回数をこなしましょう。回数をこなせるようになってきたら、その次が質です。最初の回数もこなせない時期に質なんか求めても身体コントロールできません。まずは無心でめちゃくちゃやりましょう。時間制限設けて、もしくは回数の目標作ってとにかくガムシャラに。

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