この動画を見ると今まで自分がやってたベントオーバーローイングはかなり損していたなと言うのが分かります。なので筋トレ初心者の方は是非最後まで見て行ってほしいなと思います。まずベントオーバーローイングは身体を倒す角度や握り方で背中の狙える筋肉が変わっていきます。僕はいつも上半身を90度までとはなかなかいかないんですけど、70度くらいは身体を倒していつもベントローを行なっています。これはあくまでも正確な数字ではなく感覚、なんとなくなんでそこまで正確に考えなくても大丈夫かと思います。

扱う重量なんですけど、デッド300kg4回弾ける僕からしたら皆さん「あれ?重量軽いんじゃないの?」とか思うかもしれないですけど、僕は腕がクッソ長くて運動量も増えるんでこれくらいが限界です。むしろ見栄はって重すぎたくらいですね。ベントローを反動使って高重量をガンガン引いてやってるつもりになってる人が沢山見受けられるんですけど、それはそれでまた背中のどこかが鍛えられそうですけど、非常に勿体無くてベントロー含め背中の種目は引いた時に、肘が横っ腹を通過するくらい引ききれる重量を設定しましょう。

僕も学生時代は訳わからん高重量をシコシコガシャガシャゆさゆさぶん回して気持ちよくなっていたんですけど、それはそれでそんな時期もあっていいと思うんですけど、背中を発達させようと思ったら重量を半分にしてでもいいから肘が身体の横を通過させられるようにした方がよっぽど背中は発達すると思います。
僕の中での理想は、ベントオーバーローは見栄を張る種目ではないので普段重量はかなり抑えめです。60〜120kgくらいで一杯一杯です。引いた時に止めるような感覚で背中の筋肉を思いっきり収縮させて硬くさせるような意識で取り組んでいます。その時は上体は少し立てて胸を張って、また下ろす時に状態の角度を下げて行く。って感じでやっています。

なので筋トレ初心者の方がやりがちな高重量をぶん回して腕も引き切れていないベントオーバーローは気持ちは満たされるかもしれないですが、時間と体力を浪費してるだけで自分の思い描いてる背中には近付いていない可能性が大なので、当てはまる人は一旦重量落としてやって見てはどうでしょうか?
ちょっとベントローをやったことがある人なら薄々感じてるかもしれないですけど、ベントオーバーローって腰も疲れるんですよね。背中以前に腰張ってしまって、もしくは腰が重量に耐えられなくてこの種目できませんって言う人いると思います。普段からデッドリフトをやっていない人は、背中以前に腰が弱いんで、自分の可能性を自分で潰しているようなもんなんでデッドリフトもしっかり行うようにしましょう。僕がベンチ、スクワット、デッドリフトをちゃんとやろうって言う理由の一つですね。体幹部が弱いとトレーニングの幅がなくなるんですよね。この種目やりたいけど、腰が・・・とか脚が耐えられないとか。そんなことにならないようにBIG3も少しはやるように意識して見てはどうでしょうか!

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